膝の内側の痛み 伏在神経

膝の痛みの原因は、関節包や脂肪帯の炎症、靱帯や腱などの損傷が主なものですが、神経の滑走性が低下することでも痛みの原因となります。特に膝の内側の痛みに関しては、伏在神経が影響していることがあります。病院で検査をしても異常が見つからない場合は、神経の滑走性が原因となることが多いです。

また、筋膜と痛みの関係については、下記のブログをご確認ください。

この記事では、神経の滑走性の低下に伴う膝の内側の痛みについてお伝えします。

伏在神経とは?

伏在神経の走行

伏在神経は、鼠径靭帯の下方で大腿神経から分岐し、長内転筋、内側広筋、大内転筋、縫工筋の間を通ってハンター管(内転筋管)を通過します。そして、膝関節の内側上方で内転筋管を出て、膝蓋枝と呼ばれる膝関節内側から外側へ向かう枝と、内側下腿皮枝(縫工枝)と呼ばれる下腿内側を足関節内側まで走行する枝に分岐します。

伏在神経の機能

伏在神経は、第1腰椎から第4腰椎から分岐した大腿神経が鼠径靭帯の下方で分かれた神経です。伏在神経は膝関節内側から下腿の内側周辺までの感覚を支配する神経であり、そのため伏在神経の滑走性が低下すると膝の内側に痛みを引き起こすことがあります。

神経の滑走性低下の原因は?

神経の滑走性が低下する原因は、筋膜の機能低下にあります。筋膜は組織間や器官間の協調性を保つために重要な働きをしており、その機能低下によって身体の動きに合わせて神経が滑走することができなくなります。特に、伏在神経は鼠径部や縫工筋下、鵞足部で制限されることが多くあります。


筋膜の機能については下記のブログからご確認下さい。

神経の滑走性を改善する筋膜リリース

神経の滑走性が低下する原因は、筋膜の機能低下にあります。したがって、筋膜リリースによって筋膜の機能を改善することで、神経の滑走性を改善することができます。

Rolf-Conceptは、痛みのない筋膜リリースが行なっているためどなたにでも受けて頂くことができます!
Rolf-Conceptの筋膜リリースについては、以下のサイトをご確認ください。

まとめ

膝の内側の痛みの原因の一つに、伏在神経の滑走性の低下があります。伏在神経の滑走性が低下してしまう原因は、筋膜がうまく機能していないためです。

筋膜の機能を改善するには、筋膜リリースが有効であり、Rolf-Conceptの痛くない筋膜リリースがおすすめです!

筋膜リリースをご希望の方は、下記のお申し込みフォームよりお申し込みください。

お申し込み

    お問い合わせ内容

    この記事を書いた人