膝の動きと大腿前脂肪体(PFP)についてです!
脂肪体の動きが悪くなると、膝の屈曲・伸展の動きが困難になることが最近の研究でわかってきいました。膝の動きを制限しているのは骨だけではありません!
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大腿前脂肪体とは?
大腿前脂肪体(Prefemoral Fat Pad、PFP)は、膝の膝蓋上嚢深部と大腿骨の間に位置する脂肪組織です。この脂肪体は、膝を曲げたり伸ばしたりする際に重要な役割を果たしています。
大腿前脂肪体と膝の動き
膝を伸展させる時、大腿前脂肪体は膝に近づくように動き厚みが増大します。逆に膝を屈曲させると、大腿前脂肪体の厚みは減少します。
この脂肪体の動きが出ることでスムーズな膝の曲げ伸ばしが行えており、脂肪体の動きが制限されてしまうと膝の動きも制限されてしまいます。
大腿前脂肪体の動きを制限させる原因は?
大腿前脂肪体の動きを制限する原因は、筋膜の機能低下にあります。
筋膜は組織間や器官間の協調性を保つために重要な働きをしており、動きに合わせて円滑に組織や器官が動くことをサポートしています。
脂肪体は筋肉や関節包、骨に包まれているので、筋膜の機能が低下してしまうと大腿前脂肪体の動きを制限してしまいます。
筋膜の機能については下記のブログからご確認下さい。
大腿前脂肪体の動きを改善するには筋膜リリース
大腿前脂肪体の動きを制限する原因は筋膜の機能低下にあります。したがって、筋膜リリースによって筋膜の機能を改善することで大腿前脂肪体の協調的な動きを改善し、膝の動きを改善することができます。
Rolf-Conceptでは、痛みのない筋膜リリースが行なっているためどなたにでも受けて頂くことができます!
Rolf-Conceptの筋膜リリースについては、以下のサイトをご確認ください。