しわの原因
年齢とともに増えてしまう「しわ」。 若い方でも「しわ」が多いと老けて見えてしまうため女性にとっては大敵ですね。
「しわ」の原因について、筋膜の繋がりから考えてみたいと思います。
皮膚の状態
筋膜?筋膜リリース?でも書きましたが、
皮膚は繊維と水分を含むタンパク質でできています。
「しわ」ができてしまっている皮膚は、
繊維の間にあるタンパク質の水分が少なくなっている状態です。
水分が無くなっていると張りや弾力もなくなり、
相対的に増えた繊維が「しわ」となって現れてきます。
水分が無くなってしまう原因
年齢とともに水分を含むタンパク質は減少しますが、
皮膚に問題がない場合でも、皮膚の下にある筋膜が影響している場合があります。
皮膚の下には浅い筋膜の層(浅筋膜)、深い筋膜の層(深筋膜)があり、
それらの層は皮膚と繋がりを持っています。
そのため、皮膚の下にある層が硬くなること、
皮膚も一緒に硬くなってしまい、循環が悪くなってしまいます。
「しわ」を無くすためには?
皮膚の下にある筋膜が原因でできてしまっている「しわ」は、
筋膜リリースを行い、筋膜の再編を促すことで改善することができます。
局所だけでなく
「しわ」の部分の筋膜は、縮んだ状態で硬くなっていますが、その他の部分は伸びた状態で硬くなっています。
「しわ」の部分の筋膜を改善しても、
周りが硬い状態では元の位置に戻ることができないため、「しわ」がまたできやすくなってしまいます。
そのため「しわ」を改善していくには、
局所だけでなく頭皮や首、肩の筋膜のつながりを考えることが必要になります。