体が硬い

体が硬い

ストレッチや体操を行っても効果を実感されない方は、筋膜の硬さの影響があります。

筋膜の中の水分が無くなったり、筋膜内の繊維が増えることで体は硬くなってしまいます。

 

脱水

体が硬い

人間の体は65〜70%が水分と言われているように、水は体にとって大切な役割を持っています。筋膜にとっても同様です。

脱水状態の筋膜は、筋膜の中にある繊維同士の動きが悪くなってしまうため体が硬くなってしまいます。

ビーフジャーキーと生肉を比べると、ビーフジャーキーの方が硬いのは水分が無くなってしまっているからです。

脱水の原因

・利尿作用のあるもの(カフェイン、アルコールなど)の多飲、多食。

・偏った食生活

・水分摂取不足

・不動や同じ姿勢の保持による循環障害

繊維が増える

体が硬い

筋膜の役割に、体を支える役割があります。常に力が加わる部分は、構造を保つために筋膜の繊維を増やして補強します。

その状態が続くと、構造としては強くなりますが柔軟性は無くなってしまいます。

繊維が増える原因

・体の中からの圧力や張力(同じ姿勢での保持や一部の筋肉の過用)

・外部環境から受ける圧力や張力

その他 筋肉

筋肉の性質として、筋肉が短すぎたり、長すぎたりすると

力を発揮することができなくなります。

 

短い状態が続くつと、筋肉は力を発揮しやすくするために

筋肉の長さを短くしてしまいます。

その結果本来の長さでは無くなってしまうため、体は硬くなってしまいます。

柔らかくするには?

マッサージやストレッチなどが有名ですが、

効率的に解決していくには筋膜リリースが有効的です。

ストレッチとの違い

体が硬い

ストレッチの場合では、上の図のように柔らかい部分だけが伸ばされてしまいます。

筋膜リリースでは、硬くなっている筋膜の繊維の再吸収を促したり、

組織の循環を改善させて水分との結合を促したり、筋膜の再生を行っていきます

マッサージとの違い

体が硬い

                                   ROLFING   IDA P. ROLF,Ph.D より引用改変

マッサージの場合では、硬くなった部分(右の肩)に対して行われるため、

繰り返し硬くなってしまいます。

筋膜リリースでは硬くしている原因(フック)に対してアプローチしていきます。

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