骨折・怪我の後のリハビリ

骨折・怪我の後のリハビリ
骨折や怪我のあと、固定期間や動かさない時期があると関節の動きが悪くなることは多くの方が経験されているかと思います。

また、一部の方は骨折や怪我が治った後も痛みや異常な感覚(シビレ、感覚過敏、感覚鈍磨など)に悩まされることもあります。

それらの原因は筋膜脳(中枢神経系)が大きく影響しています。

筋膜と関節の制限

筋膜と聞くと、「筋肉を包んでいる膜」と思われる方も多いと思いますが、実は筋膜は全身を包んでいます。

筋肉以外にも、靭帯や腱、神経、血管、骨、内臓などを包んでいます。

そのため筋膜が硬くなってしまうと、関節の動きを制限します。

筋膜が硬くなってしまう原因は、「水分不足」と「線維化」が代表的なものになります。

筋膜と水分

筋膜が硬くなる原因の一つに、筋膜に含まれる水分が少なくなることが挙げられます。

筋膜の中には水分を多く含むことができるヒアルロン酸やコンドロイチンなどがあり、それらに含まれる水分が少なくなると周りの組織や器官と協調的に動けなくなり関節の制限を生み出します。

筋膜の中に含まれる水分は、身体を動かすことで筋膜の中の水分と血管からの水分の循環が生まれます。

長い固定期間や動かさない時期は水分の循環を制限し、筋膜に含まれる水分が少なくなってしまいます。

筋膜の線維化

骨折や怪我をした際に、靭帯や腱、筋、骨を損傷するように筋膜も損傷します。

損傷した筋膜は元の状態に戻すために、筋膜の成分である線維(コラーゲンやエラスチン、レチクリンなど)を増産しますが、増やし過ぎてしまうことがあります。このことが筋膜の線維化に繋がります。

また、骨折や怪我の衝撃を備えるために過剰に線維を増やして対応するプレストレスを作り出すことも線維化に繋がります。

線維が増えすぎると、スジの多い牛肉のように硬くなっていしまい関節の制限を引き起こします。

筋膜の制限を無くすためには?

筋膜の制限を無くすためには、筋膜を動かしてあげることが重要です!

硬くなった筋膜を動かしてあげることで、水分の循環が生まれ制限を無くすことができます。また、増え過ぎてしまった線維を分散させることができます。

一見簡単そうに見えると思いますが、実は硬くなっている部位を動かすことは非常に難しいです。

人間の身体の特性上、硬くなっている筋膜に力を加え過ぎてしまうと更に硬くなってしまい、早く動かし過ぎても筋膜は硬くなってしまいます。

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