講義は、筋膜リリースに必要な筋膜の基礎知識から、筋膜と自律神経系の関係、呼吸に関わる筋筋膜の繋がりや介入時のポイントについてお伝えします。
実技は、呼吸に対する筋膜リリースアプローチをお伝えします。
お伝えした実技・講義はYouTubeで復習も行えます!
詳しくは下記をご確認下さい。
Rolf-Concept.labの筋膜リリースとは?「臨床筋膜リリース」
米国で学んだStructural Integrationを元に、老若男女、疾患を問わない臨床に特化した筋膜リリースです。
一般的な組織を破壊する侵襲的な介入ではなく、筋膜が持つ「水和作用」、「適応性・可塑性」の特性を考慮したアプローチとなります。行為の問題を「局所の筋膜の制限による視点」と、「筋膜の繋がりとして捉える全体の視点」の二つの視点で治療を展開していきます。
「Structural Integrationとは?」
ロルフィングの元となる、アイダ・ロルフが考案した10回のセッション(施術)で重力に適応した姿勢へと導く、筋膜に対するアプローチです。各1〜10までのセッションには働きかける部位が決まっており、呼吸の改善からはじまり表層〜深層にかけての筋膜を段階的に介入し私たちのからだの構造(Structural )を統合(Integration)します。
「セミナー詳細内容」
◯講義:筋膜リリースに必要な筋膜の基礎知識から、呼吸に関わる筋筋膜の繋がりについてお伝えします。
・筋膜の構成(線維、基質、細胞)
・筋膜の機能(ネットワーク機能)
・筋膜と自律神経系、pH、ホルモンとの関係
・筋膜の異常
線維化、ヒアルロン酸の自己会合、筋線維芽細胞
・筋膜の評価
テンセグリティと身体の特性から考える筋膜の評価
・呼吸と筋筋膜の繋がり、臨床への応用
胸郭の機能解剖学、呼吸に関わる筋筋膜の直列・並列・螺旋の繋がり
・筋膜リリース概要
水和作用、可塑性、感覚入力、自律神経系の作用、注意点
◯実技 :呼吸に対する筋膜リリースアプローチをお伝えします。
・介入部位:胸腰筋膜、腹直筋腱鞘、半月線、横筋筋膜、腹斜筋筋膜、腋窩筋膜など
・関わる筋:広背筋、横隔膜、大胸筋、小胸筋、内・外腹斜筋群、腹直筋、肋間筋、脊柱起立筋、前鋸筋など
※講義、実技内容の録画は繰り返し視聴が可能です
講師:星 圭悟(作業療法士、Structural Integration Practitioner)
回復期の病院に入職後、臨床において筋膜に興味を持ち臨床4年目で渡米しS.I Basicコースを修了。帰国後、S.Iを元に考案した「臨床筋膜リリース」を用いて臨床を行う。セラピストに効果的な手技を学んでもらいたい、より多くの患者様・利用者様に効果的な手技を受けてもらいたという思いからセミナーを始める。
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