勉強をしていてもすぐに眠くなってしまう、頭が痛くなってしまう、、、
そんな方は勉強をしている姿勢が影響しているかもしれません!!!
悪い姿勢は呼吸に影響を与え、酸欠を起こすことで眠気や頭痛を引き起こします。
呼吸の原理
呼吸についておさらいします!
呼吸は胸郭の動きと肺の中の圧力と肺の外の圧力の差によって空気の出し入れを行なっています。
横隔膜が下がることで肺の外の圧力が下がり、肺の中のある圧力が相対的に上がるため肺が膨らみます。
その際に肺が膨らむだけの胸郭の柔軟性がないと深く息を吸うことができなくなってしまします。
余談ですが、複式呼吸をする際にお腹が膨らむのは横隔膜に押された内臓が出てきているからですよ!
姿勢と呼吸について
では姿勢が悪いと呼吸にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
左の図は猫背の姿勢をしている時の呼吸の状態を表しています。
猫背の状態では肋骨の上の部分は動かなくなり、動く部分は肋骨の下の部分だけになってしまいます。
胸郭の動きが悪い状態が続くと呼吸が浅くなり、二酸化炭素の濃度が上がるため酸欠状態となり眠気や頭痛を起こす原因となります。
カパンジー 機能解剖学Ⅲ より引用
まとめ
姿勢が悪いと胸郭の動きが悪くなります。
そのため呼吸が浅くなり酸欠状態となるため、眠気や頭痛等の症状が見られてしまい勉強の効率が悪くなってしまします。
塾や予備校に通い有名な先生の授業を受けることも大切ですが、
姿勢を変えることが成績アップへの一番の近道かもしれません!