手のしびれ

手のしびれ

しびれると聞いて一番身近なものは、正座の後の足のしびれではないでしょうか?

手足のしびれも原因は同じで、循環障害 がしびれを生み出しています。

なんらかの原因で神経や血管が持続的に圧迫され循環障害を起こすことでしびれがでます。

正座は足の上に座っているため、長く座っていると神経や血管が圧迫されてしまいしびれが見られます。

栄養不足や脳梗塞の後遺症、首の骨の疾患でしびれが見られますが、今回は循環障害によるしびれに着目してみたいと思います。

手のしびれ

手のしびれ
プロメテウス解剖学アトラス/解剖学総論/運動器系を引用改変

手につながっている神経や血管は首から腋を通って手に向かいます。その間に神経や血管が圧迫されるとしびれが出ます。

神経や血管が圧迫されやすい場所は2箇所、首の横鎖骨の下です。

首の横(斜角筋症候群)

首の横にある筋肉(斜角筋)の間が狭くなることで、神経や血管を圧迫してしびれが出る原因となります。

鎖骨の下(胸郭出口症候群)

鎖骨の下や肩甲骨と肋骨をつないでいる筋肉(小胸筋)の間が狭くなることで、神経や血管を圧迫してしびれが出る原因となります。

狭くなる原因は?

上記の二つの間が狭くなる原因として、斜角筋・小胸筋が肥厚することで狭くなりますが、

姿勢(肩甲骨と背骨の関係)の影響もあります。

姿勢(肩甲骨と背骨の関係)

肩の痛み・制限  五十肩

          

猫背(真ん中)のように背中を丸めた姿勢でいると肩甲骨が前方へ動きます。前に出た肩甲骨は二つの場所(首の横、鎖骨の下)を狭めてしまいます。

また、胸を張った姿勢では肩甲骨が下へ下がってしまいます。下へ下がった肩甲骨も同様に二つの場所(首の横、鎖骨の下)を狭めてしまいます。

その状態が続くと神経や血管を圧迫してしまい、しびれが起こります。

このように、手の痺れは首や鎖骨周囲の筋肉だけでなく姿勢が影響することもあります。

手の痺れまとめ

手のしびれの原因の一つとして、循環障害によるしびれがあります。

循環障害を起こす原因として神経が通っている筋肉の肥厚や、姿勢が原因で血管や神経を圧迫してしまい循環障害を起こします。

神経の循環障害を改善するなら筋膜リリース、姿勢を変えるならStructural Integrationがおすすめです!!

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